アーベV3がアプトスで稼働開始、初の非EVMチェーン展開

Source of this Article
NewEconomy JP 2 months ago 252

Aave V3がAptosでローンチ

DeFi(分散型金融)レンディングプラットフォーム「アーベV3(Aave V3)」が、レイヤー1ブロックチェーン「アプトス(Aptos)」上で稼働開始した。アーベ開発元のアーベラボ(Aave Labs)が8月21日に発表した。

アーベが非EVM(イーサリアムバーチャルマシン)チェーンに展開したのは初とのこと。アーベはEVM互換のプラットフォームだが、アプトスはスマートコントラクト言語ムーブ(Move)を採用しているためEVM互換チェーンではない。

そのためアーベラボは今回、アーベのコードベースをムーブ言語で全面的に書き直したとのこと。これに伴いアーベラボ提供のユーザーインターフェイスを再構築し、アーベプロトコルとそのビジネスロジックをアプトス独自のバーチャルマシン「アプトスVM(Aptos VM)」に適合させる必要があったという。

ムーブは、メタ(旧:フェイスブック)が2019年にリブラ(Libra)として発足したステーブルコインプロジェクト「ディエム(Diem)」のチームによって開発されたプログラミング言語だ。

アーベラボは1月8日、アーベV3をアプトス上のテストネットに展開したことを発表。このテストネット段階ではブロックチェーンデータプロバイダーのチェーンリンク(Chainlink)と協力し、アプトス上のアーベV3向けに本番環境対応の価格フィードが構築されたとのこと。

現在「アーベV3」はアプトスの他、イーサリアム(Ethereum)、ベース(Base)、アービトラム(Arbitrum)、アバランチ(Avalanche)、オプティミズム(Optimism)、ポリゴン(Polygon)、メティス(Metis)、ノーシス(Gnosis)、ソニック(Sonic)、BNB ($942.40)チェーン(BNB Chain)、スクロール(Scroll)、ZK ($0.05)シンク(zkSync)、リネア(Linea)、セロ(Celo)、ソニューム(Soneium)、イーサーファイ(EtherFi)、プライム(Prime)に展開されている。

アーベは現在、独自ステーブルコイン「GHO ($1.00)」を対象とした50万ドル(約7,417万円)規模のバグバウンティプログラムを実施している。バグバウンティプログラムは、サービスやアプリケーションに潜むセキュリティ上の脆弱性を発見・報告した外部ユーザーに報奨金を支払う仕組みだ。

Aave is live on @aptos. pic.twitter.com/azgKS0JKFc

— Aave (@aave) August 21, 2025

参考:アーベラボ
画像:iStocks/Ket4up

関連ニュース

  • Aave v3がアプトスのテストネットに展開、初の非EVMチェーン対応
  • メタマスク、アーベ活用の利回り機能「ステーブルコインアーン」提供開始
  • アーベ(AAVE ($195.44))、v4開発に向け温度感チェック実施へ
  • ロッテ傘下のデオンがアプトスと統合へ、電子ギフトのオンチェーン化で
  • Aaveが「GHO安定性モジュール」提案、ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL ($1.00)」との統合に向け


Facebook X WhatsApp LinkedIn Pinterest Telegram Print Icon


BitRss shares this Content always with Attribution-NonCommercial-ShareAlike 4.0 International (CC BY-NC-SA 4.0) License.

Read Entire Article


Screenshot generated in real time with SneakPeek Suite

BitRss World Crypto News | Market BitRss | Short Urls
Design By New Web | ScriptNet