‌Robot Consulting クリプト株主エンゲージメント担当に造船太郎氏

Robot Consulting（ロボットコンサルティング）が、投資家の造船太郎氏が同社のクリプト株主エンゲージメント担当に就任したことを10月7日発表した。

Robot Consulting は、米ナスダック（NASDAQ）上場の国内リーガルテック企業。LLM （⼤規模⾔語モデル）などのAIを活⽤して世界中の法律を学習させたAIエージェント型の「ロボット弁護⼠」の開発を進めている。なお同社は9月4日に10億円相当のイーサリアム（ETH ($3,337.94)）購入予定を発表し、DAT（デジタル資産トレジャリー）戦略を計画している。

今回クリプト株主エンゲージメント担当に就任した造船太郎氏は、小学5年生から株式投資を始め、19歳で総資産1億6000万円を達成するなどZ世代を代表する個人投資家の一人。現在イーサリアムトレジャリー事業への大型参入を計画検討している Robot Consulting は、Z世代の分野において全国的に認知度がある人材で、個人投資家としての実績と発信力がある人材が不可欠であると判断し、同氏に声をかけたとのことだ。

造船太郎氏は今回の就任にあたり、次のようにコメントしている。

「暗号資産は間違いなくここ10年で世界を変える大きなイノベーションを起こしました。そして、このムーブメントは今後もさらに発展していくと予測しています。そんな中、Robot Consultingはイーサリアムトレジャリー戦略を発表しました。イーサリアムはWeb3を代表する暗号資産であると同時に、今まで才能を埋没させてしまっていた人や、金融経済から取り残されていた人に新たなチャンスを与えるテクノロジーであると確信しております。このようなタイミングでRobot consultingのクリプト株主エンゲージメント担当に任命された事を心から嬉しく思います。クリプトの未来やRobot consultingの戦略についてより広範な投資家の方々に理解していただけるよう、力を尽くしたいと思います」

なお Robot consulting は、株式会社bitFlyer Holdings 元代表取締役の関正明氏が財務アドバイザーに就任したことを9月5日に発表している。そして同社のイーサリアムへの投資の開始は、2025年秋から2026年春を予定しているとのことが発表されている。

Robot Consulting 代表取締役会長 横山英俊氏を取材

なおこの発表に際して、Robot Consulting 代表取締役会長の横山英俊氏を取材した。横山氏は今回の関氏の起用に関して以下のように話した。

「Robot Consultingは現在、次なる成長領域でイーサリアムトレジャリー事業への大型参入を計画検討しております。当社としても、本戦略を推進する企業は市場から大きな注目を集め、資本市場におけるプレゼンス向上やNISA枠を含めたZ世代の投資家層の拡大といった積極的な反響を得ていると認識しております。かかる環境のなか、当社もイーサリアムの内在価値を高く評価し、将来的な財務基盤の強化や保有イーサリアムを活用した新たな収益源の確保とロボット弁護士事業との連携を目的に本戦略を打ち出すことにしました。こうした中で、Z世代の分野において全国的に認知度がある人材で、個人投資家としての実績と発信力がある人材が不可欠であると判断し、造船太郎氏を任命いたしました。造船太郎氏の参画により、イーサリアムトレジャリー戦略を早期に投資家の期待に応えられるように、企業価値の向上と成長を促進してまいります」

参考：Robot Consulting
画像：プレスリリースより

関連ニュース

• Robot Consulting に、bitFlyer Holdings 元代表取締役 関正明氏がイーサリアム ストラテジー財務アドバイザーとして就任
• ナスダック上場Robot Consulting、10億円相当のイーサリアム購入予定を発表
• NASDAQ上場の国内企業が目指す「法の民主化」、Web3活用やビットコイン購入も検討（Robot Consulting 横山英俊）
• Robot ConsultingがNASDAQ上場で22億円調達。橋下徹がアドバイザーのAI×リーガルテック企業
• ビットマインのイーサリアム総保有数283万ETH超に、総保有資産は134億ドルに