
MegaETHの「MEGA」が10月27日から販売開始
イーサリアム(Ethereum)レイヤー2ブロックチェーン「メガイーサ(MegaETH)」のネイティブトークン「MEGA」のパブリックセールが10月27日から実施される。メガイーサの公式サイトおよびXで10月22日に発表された。
MEGAのパブリックセールは、トークン総供給量の5%にあたる5億枚を対象に実施される。販売は資金調達プラットフォーム「エコー(Echo)」の販売ツール「ソナー(Sonar)」上で行われる。開始は10月27日13:00(UTC)で、販売期間は72時間となる。購入に関する登録は10月15日から受け付けられている。販売期間中も登録可能だという。
販売形式は「上限付きイングリッシュオークション」が採用される。上限付きイングリッシュオークションとは、参加者が徐々に価格を入札し最終価格が需要に応じて決まる方式。事前に設定された上限価格を超えて上昇しないのが特徴だ。今回のセールではトークン総発行時の初期評価額(FDV)が100万ドル(約1億5,000万円)から始まり、上限は9億9,900万ドル(約1,500億円)に設定されている。購入可能額は1人あたり最大186,282ドル(約2,800万円)、最小2,650ドル(約40万円)と定められている。
メガイーサは「リアルタイムブロックチェーン」を標榜し、イーサリアム技術を活用したスケーラブルなブロックチェーンを構築している。オプティミスティックロールアップ(Optimistic Rollup)を採用し、ブロックチェーンの中でも最速クラスである、1秒以下の応答速度・毎秒10万件超の取引処理を目標としている。
また共同創設者で最高戦略責任者(CSO)のナミク・ムドゥログル(Namik Muduroglu)氏は自身のXアカウントの記事で「理念に共感する投資家による真のコミュニティ形成」を掲げている。あえてエアドロップではなくパブリックセールの方式でTGE(Token Generation Event)を行うことで参加者の「信念に基づく所有」を促す方針を示している。
なお今回MEGAのパブリックセールが行われるエコーは、米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が10月21日に買収を発表したプラットフォームだ。コインベースはエコーを約3.7億ドルで取得している。
The First Real-Time Blockchain.
Built for you. Priced by you.
Our public sale on Sonar by Echo, starting at $1M FDV, makes you the largest stakeholder in our network. [thread] pic.twitter.com/H578wpYFtk
https://t.co/g3Db1Q8dwd
— namik // mega-chef Σ: (@NamikMuduroglu) October 22, 2025参考:メガイーサ
画像:iStocks/Who_I_am
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