
カイアとタイワンモバイルがMOU締結
カイアDLT財団(KAIA ($0.08) DLT Foundation)が、台湾の大手通信事業者タイワンモバイル(Taiwan Mobile)との覚書(MOU)締結を9月8日に発表した。
このMoUにより両社は、タイワンモバイルのブランド力とカイアのWeb3エコシステムおよび技術を活用し、台湾国内のユーザー基盤を拡大するとともに、Web3ハイブリッド金融ソリューションの模索に協力するという。
さらに両社は、次世代DAppプロジェクトを育成するため、台湾地域の規制に準拠したDeFiインフラの構築にも力を注ぐ予定とのことだ。
そして今回のMOUに基づき両社は、次の4つの重点分野で協業するという。1つめは、開発者が革新的なDAppをリリースできる環境を整備し、台湾のWeb3コミュニティを育成すること。2つめはステーブルコインDEXや収益創出型プロトコルなど、次世代DApp向けの現地インフラを強化することだ。
3つめ重点分野は、法定通貨とデジタル資産の相互運用性を高め、規制に準拠した入出金ソリューションを模索し、一般消費者の参入障壁を引き下げていくこと。そして4つめは、規制要件を満たしセキュリティと信頼性を強化したDeFiプロトコルを通じて、台湾における堅牢なエコシステムを構築することだ。
タイワンモバイルは約1,000万人の顧客基盤を持ち、子会社のフーシェン・デジタルは2025年5月に機関投資家向けCEX「TWEX」をローンチしている。
一方カイアは、クレイトン(Klaytn)とフィンシア(Finschia)の統合合意を基盤に2024年に発足したブロックチェーンで、アジア最大級のWeb3エコシステム形成を目指している。
Taiwan Mobile and @KaiaChain will work together across all core Web3 verticals not only to strengthen and incubate Taiwan Mobile’s Web3 initiatives, but also to grow Kaia’s presence and adoption in Taiwan.
There is so much more coming. https://t.co/QobcuFBwwC pic.twitter.com/irUqvmXfUl
参考:プレスリリース
画像:iStocks/Cemile-Bingol
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