
クレディセゾンの海外CVCがブロックチェーン特化ファンド設立
クレディセゾンが、ブロックチェーン技術への投資に特化したファンド「オニギリキャピタル(Onigiri Capital)」の設立を9月16日に発表した。
同ファンドは、クレディセゾンのシンガポール子会社のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じて今年8月に設立されたとのこと。投資規模は5,000万米ドルを目指しており、現時点で3,500万米ドルの資金を確保しているとのこと。
オニギリキャピタルでは、金融領域におけるブロックチェーン関連スタートアップの資金調達を「ステーブルコイン・決済・資産のトークン化・DeFi(分散型金融)・金融サービス」の5つの主要分野に焦点を当てて支援をするという。アーリーステージにある企業への投資を中心に、ファンド戦略との整合性や長期的な成長可能性に重点を置き、投資チームの精査によりポテンシャルを持つ投資先を選定するとのこと。運営期間は10年。最大2年の延長可能となっている。
クレディセゾンでは、主にインド、東南アジア、ラテンアメリカ地域において、レンディング事業とインベストメント事業を軸として事業を展開していたとのこと。
また2019年に設立された海外CVCであるセゾンキャピタル(Saison Capital)は、アジアのFinTech事業者を中心に有望なスタートアップ企業への投資を行っており、2021年よりブロックチェーン技術を活用した金融商品やサービスを扱うスタートアップ企業に注目し、ブロックチェーン領域における投資を開始していたという。
今回のオニギリキャピタル設立は、クレディセゾンによるこれまでの投資経験と知見を活かし、ブロックチェーン技術への関心を持つ金融機関が、投資に参画できるよう行ったとのことだ。
参考:クレディセゾン
画像:PIXTA
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