</a>-250925null.jpg)
PYUSDがStableに対応
米決済大手ペイパル(PayPal)発行の米ドル建てステーブルコイン「ペイパルUSD(PYUSD)」が、レイヤー1ブロックチェーン「ステーブル(Stable)」で利用可能になる予定だ。ステーブルのブログで9月22日に発表された。
ステーブルは、テザー(Tether)社発行の米ドル建てステーブルコイン「USDT ($1.00)」に特化したブロックチェーン。同チェーンは7月31日、シード資金調達ラウンドで2,800万ドル(当時約41.2億円)を調達したと発表された。調達資金は、同チェーンのネットワークインフラの整備や人員拡充、USDTのグローバル展開に充てられるという。
今回の発表によれば、この調達ラウンドにはペイパルの投資部門ペイパルベンチャーズ(PayPal Ventures)も参加したという。なお取引額は不明だ。
ステーブルは、PYUSDの利用にあたりクロスチェーン対応やオンランプ・オフランプ機能の導入を予定しており、異なるブロックチェーン間での利用拡大を目指すとしている。なお、今回の統合にはクロスチェーン相互運用性プロトコル「レイヤーゼロ(LayerZero)」の技術が活用されたとのこと。
ちなみに、9月19日にはネイティブのPYUSDを拡張した「ペイパルUSDゼロ(PYUSD0)」が、アブストラクト(Abstract)、アプトス(Aptos)、アバランチ(Avalanche)、インク(Ink)、セイ(Sei)、ステーブル(Stable)、トロン(Tron)の7チェーン上で利用可能になったことがレイヤーゼロのブログより発表されている。
PYUSD0は、レイヤーゼロのトークン規格「OFT(オムニチェーン・ファンジブル・トークン)標準」にPYUSDが対応したことにより実現した、PYUSDのパーミッションレス(許可不要)版として拡張されたトークンだ。
また、ベラチェーン(Berachain)上の「BYUSD」とフロー(Flow)上の「USDF ($1.00)」といったパーミッションレストークンは、自動的にPYUSDへアップグレードされる予定とのことだ。
PayPal
Stable
We’re excited to announce a strategic investment from @PayPal to
advance @Stable‘s role in stablecoin payments.
This collaboration marks a new phase for stablecoins: moving from niche adoption to becoming embedded in the fabric of global finance. pic.twitter.com/RP4eURPmAC
参考:ステーブルのブログ・プレスリリース
画像:iStocks/null
関連ニュース
- USDT特化レイヤー1ブロックチェーン「ステーブル」が28Mドル調達、ビットフィネックスら主導
- ペイパルのステーブルコイン「PYUSD」がステラに対応、レイヤーゼロ対応「PYUSD0」で9チェーン導入も
- ペイパル、P2P決済機能「PayPal link」ローンチ
- ペイパル、暗号資産決済機能「Pay with Crypto」提供へ、米国で100銘柄が利用可能に
- ペイパルのステーブルコイン「PYUSD」がステラ上で発行へ、PayFi活用に向け










24h Most Popular






Utilities