メタプラの筆頭株主が米キャピタルグループ子会社に異動
国内上場企業で最もビットコインを保有するメタプラネットの筆頭株主が、米投資顧問会社のキャピタル・リサーチ・アンド・マネジメント・カンパニー(Capital Research and Management Company:以下、キャピタル・リサーチ)に異動した。メタプラネットが9月25日に発表した。
なおキャピタル・リサーチの親会社は、米大手独立系資産運用会社キャピタルグループ(The Capital Group Companies)だ。
これまでメタプラネットの主要株主である筆頭株主は、大手資産運用会社フィデリティ・インベストメンツ(Fidelity Investments)の完全子会社であるとされる、ナショナル・ファイナンシャル・サービシーズ(NATIONAL FINANCIAL SERVICES:以下、ナショナル・ファイナンシャル)だった。同社は6月30日付で保有比率12.9%となる84,405,418株を所有。7月15日に筆頭株主となったことが発表されていた。
今回の発表によるとキャピタル・リサーチは8月22日時点で株保有比率8.31%で第3位だった。その後同社はメタプラネットの株式を追加取得。9月17日付で保有比率11.39%となる129,918,500株を所有し筆頭株主となったとのことだ。なおナショナル・ファイナンシャルの株保有数に変更はないが、保有率は7.40%となり、9月17日時点で第2位の保有率となっている。
ちなみにメタプラネットのビットコイン保有数は9月22日の発表時点で、25,555BTC。上場企業が保有するBTC ($107,174.00)保有数ランキングでメタプラネットは世界で第5位となっている。
本日、主要株主の異動に関して開示しております
元々大株主であるキャピタル・グループですが、買い増しによって10%を超える主要株主となりました
同社の大量保有の報告義務発生日は9月17日となっております
(以下ご参考)… https://t.co/yYtokOIkdo
参考:メタプラ
画像:iStocks/Wavebreakmedia
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