
VanEckがHYPE ($40.35)のETFとETPの申請を計画
米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)が、米国向けに暗号資産(仮想通貨)ハイパーリキッド(HYPE)のステーキング対応現物ETF(上場投資信託)を申請する計画を進めている。同社従業員への取材をもとに「ブロックワークス(Blockworks)」が9月10日に報じた。また報道によるとヴァンエックは、欧州向けにもHYPEのETP(上場投資商品)申請を計画しているとのこと。
ヴァンエックのデジタル資産プロダクトディレクターであるカイル・ダクルーズ(Kyle Dacruz)氏によると、同社は投資商品の純利益の一部をHYPEの買い戻しに充てる可能性があるという。またハイパーリキッドは現在、プラットフォーム収益のほぼ全額をHYPEの買い戻しに充てていると同氏は述べたとのこと。
なおダクルーズ氏は、HYPEのETF申請時期についてはコメントを控えたという。
HYPEは、分散型取引所(DEX)およびその基盤となるレイヤー1ブロックチェーン「ハイパーリキッド(Hyperliquid)」のネイティブトークンだ。同チェーンは完全オンチェーンの永久先物とスポット注文帳を含み、毎秒約20万件の注文をサポートする「ハイパーコア(HyperCore)」と、汎用スマートコントラクトプラットフォーム「ハイパーEVM(HyperEVM)」で構成されている。
なお、スイスのSIXスイス証券取引所(SIX Swiss Exchange)では、8月28日から「21Shares Hyperliquid ETP」がティッカーシンボル「HYPE」で取引を開始している。同ETPは、スイス拠点の資産運用会社21シェアーズ(21Shares)が提供するHYPE連動型の上場取引型金融商品で、HYPEの現物資産を裏付けとしているとのことだ。
参考:ブロックワークス
画像:iStocks/Lidiia Moor
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