三菱総合研究所と出雲市、NFT活用の観光振興のフィールド実験へ

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NewEconomy JP 2 days ago 145

出雲市でNFT ($0.00)活用の観光振興のフィールド実験実施へ

三菱総合研究所(MRI)が、島根県出雲市と協力し、NFTを活用したデジタルスタンプラリーのフィールド実験を実施予定を4月24日に発表した。この実験により、観光客の周遊データを収集・分析することで、NFT活用による地域観光振興政策の有効性や旅行者の興味関心を検証するとのことだ。

なおこの実験は、大阪・関西万博「EXPO2025デジタルウォレット」を利用するという。同ウォレットはレイヤー1ブロックチェーン「アプトスネットワーク(Aptos Network)」に対応しているため、同実験で発行されるNFTも同ネットワーク上にミントされるものになると思われる。

今回の実験は、出雲市内観光地24箇所にて実施する、出雲神話がベースの出雲市内の観光地を対象としたデジタルスタンプラリーとなるようだ。出雲市出身で『ファイナルファンタジー』シリーズのアートディレクターである直良有祐氏による、神話をモチーフにしたデジタルスタンプが提供されるとのこと。大阪・関西万博来場者をはじめとしたインバウンド旅行者や国内旅行者を対象に実施されるという。

参加者は市内各地の観光スポットを巡り、スマートフォンを用いてデジタルスタンプを獲得し、全5種類のデジタルスタンプを集めると、特別なデジタルスタンが獲得できるとのことだ。

MRIは今回の実験を通じて、出雲市における観光振興効果を検証するとともに、NFT等のWeb3観光サービスの新たな可能性を探り、自治体観光振興におけるデジタル技術活用の有効性を明らかにするとしている。またデータを活かした観光振興策の立案や観光資源の活用を進め、地域の決済基盤との連携も具体化するとのこと。そして将来的には、この取り組みをモデルケースに、他地域に横展開することも視野に入れているとのことだ。

なお「EXPO2025デジタルウォレット」は、ブロックチェーン関連事業を行う国内企業HashPort(ハッシュポート)が開発・提供するアプリである。

参考:MRI
画像:iStocks/AntonioSolano

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