香港アニモカがProvLabsと提携、RWAマーケットプレイス「NUVA」共同開発へ

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NewEconomy JP 2 months ago 163

Animoca BrandsがRWAマーケットプレイス提供へ

ブロックチェーンゲーム開発やNFT ($0.00)分野への投資を行う香港拠点のアニモカブランズ(Animoca Brands)が、RWA(現実資産)の管理を手がけるプロヴィナンスブロックチェーンラボ(Provenance Blockchain Labs:ProvLabs以下、プローヴラボ)との戦略的パートナーシップ締結を8月7日に発表した。

両社はこの提携を通じ、RWAの資産発行者と投資家をつなぐRWAマーケットプレイス「NUVA」を共同開発するとのこと。同マーケットプレイスは、ブロックチェーンに依存しない統合型マーケットプレイスとして今年第4四半期にローンチされる予定だという。

同マーケットプレイスでは、主要な資産発行者による異なる利回り戦略やリスクプロファイルを持つ、特定資産を厳選してまとめた運用プール「ボールト(vault)」が提供されるとのこと。

また個人投資家、機関投資家、Web3財団などは、NUVAを通じてパーミッションレス(許可不要)で幅広い投資商品にアクセスできるという。そして資産発行者は、自らの資産をオンチェーン化し、世界規模の流通チャネルにアクセス可能となっている。

さらにNUVAでは、ガバナンス権やステーキング報酬、その他のユーティリティを備えたトークンを発行し、エコシステム全体の参加者を連携させる計画も進められているとのこと。

NUVAの開発にあたっては、プローヴラボが製品およびインフラの開発を担当。アニモカブランズは、Web3エコシステムや機関とのネットワークを活用して、市場投入、トークノミクス設計、上場戦略を推進するという。

なおNUVAは、RWA特化のパブリックブロックチェーン「プロヴィナンスブロックチェーン(Provenance Blockchain)」上に構築される予定とのこと。同チェーンのTVL(総預かり資産)は現在、157億ドル(約2兆3,104億円)超に達しているという。

初期段階のNUVAでは、米フィンテック企業フィギュアテクノロジーズ(Figure Technologies)の利子付きステーブルコイン「YLDS」と、住宅担保型リボルビング融資(HELOC)を裏付けとする「nuYLDS」および「nuHELOCs」のボルトが提供される予定とのこと。

これらのHELOCは、フィギュアテクノロジーズ子会社でHELOC貸し手を担うフィギュアレンディング(Figure Lending)が発行するという。

フィギュアテクノロジーズは、独自開発したプロヴィナンスブロックチェーンを基盤に、HELOCの起源化から証券化・取引決済までをオンチェーンで完結させるエコシステムを構築している。プロヴィナンスブロックチェーンではこれまでに、累計160億ドル(約2兆3,555億円)超のHELOCを起源化しており、非銀行系では米最大規模を誇る。

参考:アニモカブランズ
画像:iStocks/Muhammad-Farhad

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