Phantomウォレット、「スイ(SUI)」の正式対応を開始

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NewEconomy JP 7 months ago 184

PhantomがSUI ($1.43)の正式対応開始

暗号資産(仮想通貨)ウォレット「ファントム(Phantom)」がレイヤー1ブロックチェーンのスイ(Sui)の正式対応を開始したことが、5月13日に公式Xより発表された。

「ファントム」のスイ対応は今年1月にベータ版として開始していた。今回の正式対応により同ウォレットの全ユーザーがスイに関する機能が利用可能になったとのこと。

ベータ版ではスイのネイティブトークンであるSUIをはじめ、USDC ($1.00)やBLUE、SEND、LOFIなど様々なトークンが送受信および取引できるようになっていた他、「スイ」エコシステム内のDeFi(分散型金融)プロトコル「スイレンド(Suilend)」や「ナヴィ(Navi)」、DEX(分散型取引所)の「セタス(Cetus)」や「ブルーフィン(Bluefin)」などのアプリにアクセス可能となっていた。

発表によると今回の対応により、新たに「ファントム」内でスイ、ベース(Base)、イーサリアム(Ethereum)、ソラナ(Solana)間でのクロスチェーンスワップが可能になったとのこと。

また対応地域では「ファントム」上からApple Payやクレジットカード、銀行振込を利用して、SUIの購入が可能になったとのことだ。

また上記以外のスイ上のアプリへのアクセスも追加されたと伝えられている。

現在「ファントム」は「スイ」含め、ソラナ(Solana)、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴンPoS(Polygon PoS)、ビットコイン(Bitcoin)、ベース(Base)の合計6つのネットワーク、そしてモナド(Monad)のテストネットに対応している。

スイとは

「スイ」は、メタ(Meta)のブロックチェーン研究開発部門であるディエム(Diem)の元リードエンジニアたちによって設立されたミステンラボ開発のブロックチェーン。高い処理性能による高速なトランザクションと低い手数料で利用できることから高く評価されている。なおスイは、2023年5月3日にメインネットがローンチしている。

ちなみに「スイ」は、ディエム開発の開発言語「ムーブ(Move)」を採用している。また「スイ」の他に、ディエムの開発チームに所属していた元メンバーによって開発されているL1ブロックチェーン「アプトス(Aptos)」でも、「スイ」と同じく開発言語には「ムーブ」が採用されている。 

Today, we’re rolling out Sui to everyone on Phantom 🌊

You can now:
💧 Swap tokens between Sui, Ethereum, Base, and Solana
💧 Access your favorite @SuiNetwork apps
💧 Buy SUI from right inside your wallet pic.twitter.com/4PasCjC3xj

— Phantom (@phantom) May 12, 2025

参考:ファントム
画像:iStocks/mouu007

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