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「二軸型トレジャリー戦略」を導入
東証グロース上場のアクセルマークが、暗号資産(仮想通貨)を活用した新たな財務運用方針「二軸型トレジャリー戦略」を導入すると10月30日に発表した。対象となる資産はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)。総額5億円規模を上限として段階的に取得・運用を行うという。
今回の戦略についてアクセルマークは、財政基盤強化と暗号資産活用の財務的柔軟性の確保、事業展開における活用、グループ全体の企業価値向上を目的にしていると説明。インフレリスクや通貨価値の変動に対するヘッジ、さらに将来的な事業展開や国内外企業とのM&Aにおける支出・支払い手段の多様化に暗号資産を活用するという。
具体的には、ビットコインは「デジタルゴールド」として長期保有を前提に価値保存資産として活用し、イーサリアムはスマートコントラクト機能やステーキング報酬を生かした運用を検討する方針だ。
暗号資産の取得は2025年11月から2028年12月までが予定されている。国内の暗号資産交換業者を通じての市場購入が実施される予定だ。
現時点ではビットコインとイーサリアムの取得に焦点を当てるというが、ステーブルコインを含む他の暗号資産は、資産性・事業活用可能性と照らして検討していくという。
また保有上限についても、運転資金などへの影響を注視しながら、段階的に運用規模を拡大していくとのことだ。
暗号資産の保管にはコールドウォレットを活用し、社内規程やセキュリティレビューを通じて多層的な管理体制を構築する。保有資産は四半期ごとに時価評価を行い、損益計算書に反映。保有状況やリスク管理体制についても適宜開示し、株主・投資家との対話を重視しながら運用していくという。
アクセルマークは2018年からブロックチェーンゲーム開発などに取り組み、暗号資産や分散型技術に関する知見を蓄積してきた経緯を持つ。ブロックチェーンゲーム事業そのものは撤退したが、同技術の事業活用可能性を引き続き重視しており、今回の戦略はその知見を企業財務に応用した形となる。
さらに、同社はブロックチェーンを用いたRWA領域にも注目しており、不動産や美術品など現実資産をトークン化する取り組みへの展開も検討しているとのことだ。
参考:発表
画像:PIXTA
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