
Fidelity Solana Fund取引開始
米大手資産運用会社フィデリティ(Fidelity)が、暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL ($138.36))のステーキング対応現物ETF(上場投資信託)のローンチを11月18日に発表した。
ローンチされたETFの名称は「Fidelity Solana Fund」。ティッカーシンボル「FSOL」で米NYSEアーカ(NYSE Arca)に上場した。なお、フィディリティはFSOLへの投資にかかる経費率を2026年5月18日まで免除しているとのこと。同年5月19日以降は、FSOLに対して年率0.25%の経費率を課す予定だという。
また、ファンドの運用資産残高のうち最初の10億ドル分については、FSOLが生み出すステーキング報酬に対する手数料も同年5月18日まで免除されるとのこと。10億ドル分を超えた後のステーキング報酬には手数料が発生するという。さらに、同年5月19日以降はステーキング報酬に対する手数料が15%になる予定だという。
なおFSOLは、1940年投資会社法に基づく登録ファンドではなく、別の規制枠組みの下で提供されるETP(上場投資商品)のため、同法に基づく投資家保護の適用対象外となる。
ちなみに、今回の発表と同日に暗号資産運用会社カナリー・キャピタル・グループ(Canary Capital Group)組成のETFも、FSOLと同様の規制枠組みのステーキング対応SOL現物ETFとしてローンチされた。ローンチされたETFの名称は「Canary Marinade Solana ETF(SOLC)」で、米ナスダック(Nasdaq)に上場した。
さらに、同じ規制枠組みのステーキング対応SOL現物ETFとして11月17日に米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)組成の「VanEck Solana ETF(VSOL)」、10月29日に米暗号資産運用会社グレースケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)組成の「Grayscale Solana Trust ETF(GSOL)」、10月28日に米暗号資産運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management)組成の「Bitwise Solana Staking ETF(BSOL)」がローンチされた。
参考:FSOL
画像:iStocks/Lidiia-Moor
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