
米国でCFTC規制下の無期限先物を開始
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)傘下の先物取引業者コインベースフィナンシャルマーケッツ(Coinbase Financial Markets:CFM)が、米国顧客向けにCFTC(米商品先物取引委員会)規制下のパーペチュアル(無期限)先物の提供を開始したと7月21日に発表した。
CFMで現在取引可能な暗号資産の無期限先物契約は、ナノ・ビットコイン・無期限先物(BTC ($111,653.00)-PERP)およびナノ・イーサ・無期限先物(ETH ($3,946.20)-PERP)の2種類とのこと。その他にも金や銀などの金属の先物が取り扱われるようだ。
CFMの無期限先物は、毎月または四半期ごとに満期日を迎える従来の先物とは異なり、5年の長期満期が設定されているという。また取引手数料は、1契約あたり0.02%から設定されているとのこと。
なお、暗号資産の無期限先物では、最大10倍の日中レバレッジが利用可能となっている。また、金や銀などの金属の先物についても、同じプラットフォーム上で最大20倍の日中レバレッジが提供されているという。
コインベースは3月10日、CFTC規制下のデリバティブ清算機関(DCO)ノーダルクリア(Nodal Clear)と提携したことを発表。コインベースはCFTC規制に準拠した清算機能を確保していることを明らかにしていた。これによりCFMが、取引開始時からシームレスな市場参加を提供できるとされていた。
The wait is over – Perpetual futures have arrived in the U.S.
→ No monthly expirations
→ Trade with up to 10x leverage
→ Fees as low as 0.02%
Now you can trade perpetual-style futures on Coinbase Financial Markets, a secure and CFTC-regulated platform. pic.twitter.com/627ZOPTTzG
参考:コインベース
画像:iStocksWho_I_am
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