
グラブのフィリピンユーザーが暗号資産チャージ可能に
東南アジアの配車アプリ運営のグラブ(Grab)が、同アプリにてフィリピンユーザーが暗号資産(仮想通貨)をチャージ(Cash‑in)可能になったと7月28日に発表した。
同アプリの「グラブペイウォレット(GrabPay Wallet)」に、同国ユーザーはビットコイン(BTC ($111,051.00))、イーサ(ETH ($3,933.47))、米ドル建てステーブルコインのUSDC ($1.00)、USDT ($1.00)などがチャージできるようになったとのこと。
この取り組みは、シンガポールの暗号資産決済インフラ企業トリプルA(Triple-A)と現地の暗号資産取引所PDAXとの提携により実現したという。
なおグラブは2024年3月より、シンガポールで今回と同様の取り組みを開始していた。今回はそれに続くものであり、その際もトリプルAとの提携により暗号資産チャージが可能になっていた。
グラブは2023年9月、米ドルステーブルコインのUSDC発行者であるサークル(Circle)との提携を発表していた。これによりポリゴン(Polygon)上で稼働するウォレット基盤「サークルウォレット/API(Circle Wallets/API)」が導入され、グラブのアプリ内にウォレットが構築されるきっかけとなった。
参考:プレスリリース
画像:PIXTA
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