
21SHARES HYPERLIQUID ETF申請
スイスの資産運用会社21シェアーズ(21Shares)が、暗号資産(仮想通貨)ハイパーリキッド(HYPE ($46.70))の現物ETF(上場投資信託)に関する登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」を、米SEC(証券取引委員会)へ10月29日に提出した。
提出書類によると、21シェアーズが申請中のETFの名称は「21SHARES HYPERLIQUID ETF」。現時点では、同ETFのティッカーシンボルおよび上場予定の取引所は未定だ。
また提出書類には同信託が保有するHYPEの50%から70%を、ステーキングプロパイダーを通じてステーキングする方針が明記されている。このステーキングで得られたHYPEの報酬は同信託の資産に組み入れられ、NAV(純資産価値)に反映されるとのこと。なおステーキングプロパイダーについては未定だ。
また同信託の信託受託者(トラスティー)には、米デラウェア州を拠点とするサービスプロバイダーであるCSCデラウェアトラスト(CSC Delaware Trust Company)が指定されている。HYPEの保管機関(カストディアン)については、コインベースカストディトラスト(Coinbase Custody Trust)およびビットゴートラスト(BitGo Trust)が担当する予定とのこと。
なお、同信託の管理者(アドミニストレーター)、証券代行(トランスファーエージェント)、現金管理者(キャッシュカストディアン)は未定だ。
ちなみに、21シェアーズは今月16日付でフォームN-1A(Form N-1A)として、HYPEの日次価格に対して2倍のリターンを目指すレバレッジETF「21Shares 2x Long HYPE ETF」も申請した。
また、9月25日には米暗号資産運用会社ビットワイズがHYPE現物ETFを米SECへ提出した。さらに9月10日には米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)が、米国市場向けにHYPEのステーキング対応現物ETFの申請計画を進めているとメディア「ブロックワークス(Blockworks)」が報じた。
参考:SEC
画像:iStocks/olegback・Who_I_am
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