
ソラナ特化のトレジャリー企業設立目指す
暗号資産(仮想通貨)投資会社のギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)、大手暗号資産投資企業マルチコイン・キャピタル(Multicoin Capital)、ブロックチェーンインフラ企業ジャンプ・クリプト(Jump Crypto)の3社が、暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL ($137.97))に特化したデジタル資産トレジャリー企業を共同で設立するため、10億ドル(約1,470.5億円)規模の資金調達に向けて協議中であると、「ブルームバーグ」が関係者の話として8月25日に報じた。
報道によれば、3社は上場企業を買収し、デジタル資産トレジャリー企業の設立を目指しているという。
なお取引のリードバンカーとして米大手金融サービス企業キャンター・フィッツジェラルド(Cantor Fitzgerald)を採用するという。
この取引が成立すれば、暗号資産業界の3大企業が結集し、ソラナに特化した最大規模のトレジャリー企業が誕生することになる。保有量は既存のソラナ特化のトレジャリー企業の約2倍になると見られている。
ビットコイン(BTC ($87,987.00))の大量保有戦略を行うストラテジー(Strategy)の好例に倣い、近年、暗号資産のトレジャリー(財務運用)戦略を開始する企業が増えている。
キャンター・フィッツジェラルド(Cantor Fitzgerald)は6月、ソラナを財務資産として大量に保有する企業、DeFi Development(DFDV)、Upexi(UPXI)、Sol Strategies(HODL)に対するカバレッジを開始し、いずれも「オーバーウエイト」評価に設定している。
参考:報道
画像:iStocks/ artacet・ChrisGorgio
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