ImmutableとUbisoftが提携
web3ゲームプラットフォームを提供するイミュータブル(Immutable)が、仏大手ゲーム企業ユービーアイソフト(Ubisoft)と提携し、RPGゲームシリーズ「マイトアンドマジック(Might and Magic)」の最新作「マイトアンドマジックファテス(Might and Magic Fates)」を2026年初頭にリリースすると4月23日に発表した。
「マイトアンドマジックファテス」はシリーズ40周年を記念した作品で、「マイトアンドマジック」シリーズの12作目となる。
同シリーズのバイル版前作「エラオブチャオズ(Era of Chaos)」が成功を収めたことを背景に、「マイトアンドマジックファテス」もモバイル向けに展開される予定で、イミュータブルの戦略カードゲームにおける専門性が活かされるとのこと。
また今作では、新たなカードタイプや勢力、メカニクスに加え、レアカードやアップグレード、ゲーム内報酬の獲得要素が導入されるという。
「マイトアンドマジックファテス」は、ユービーアイソフトによって全面的に支援されるという。なおユービーアイソフトによる具体的な取り組みは発表されていない。
なおイミュータブルは、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューションであるイミュータブルエックス(Immutable X)を開発する企業。
イミュータブルとユービーアイソフトは2023年11月にも提携しており、両社は知見を活用して業界をリードするweb3ゲームプラットフォームを構築することを発表していた。
ユービーアイソフトは2024年8月に、Netflixシリーズのコンテンツを基盤にしたブロックチェーンゲーム「キャプテンレーザーホーク:ザ・ゲーム(Captain Laserhawk – The G.A.M.E.)」を、イーサリアム(Ethereum)レイヤー2ネットワークのアービトラム(Arbitrum)上で展開。
また同社は同年10月に、同社初のweb3ゲーム「Champions Tactics: グリモリア・クロニクルズ」をゲーム特化ブロックチェーン「オアシス(Oasys)」のレイヤー2である「ホームバース(HOME Verse)」上で展開している。
参考:Immutable
画像:Might and Magic Fates
関連ニュース
- 仏ゲーム大手Ubisoftがイミュータブルと提携、web3ゲームプラットフォーム構築へ
- イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX ($0.60)」証券性の疑いか
- DMMのDM2C Studioがイミュータブルと提携、「Gods Unchained」とのコラボも予定
- イミュータブル、web3ゲームへの投資を目的とした約150億円規模のファンド立ち上げ
- ユービーアイソフト、初のweb3ゲーム今月リリースへ。オアシス(OAS)のL2採用で