
Animoca BrandsがUAEでIPAの原則的承認取得
香港拠点でブロックチェーンゲーム開発やNFT ($0.00)分野への投資を行うアニモカ・ブランズ(Animoca Brands)が、アブダビグローバルマーケット(ADGM)の金融サービス規制当局(FSRA)から、ファンドマネージャー業を行うための金融サービス許可取得に向けた原則的承認(IPA)を得たと11月24日に発表した。
同社は今後、所定の条件を満たし最終的な規制当局の承認を受けた場合、コレクティブ・インベストメント・ファンド(合同運用ファンド)を運用する業務を行う権限が、ADGM内またはADGMから付与されるという。
現在アニモカ・ブランズは中東での事業拡大を進めており、すでにドバイに拠点を構えて同地域のWeb3関連活動を支援している。
ちなみにアニモカ・ブランズは11月21日、経営コンサルティングと資産管理サービスを提供する香港の企業ハン・フェン・テクノロジー・イノベーション(Hang Feng Technology Innovation:以下、ハン・フェン)と、RWA(現実資産)トークン化エコシステムの開発推進に向けた覚書を締結した。
この提携をもとに両社は、RWAマーケットプレイス「NUVA」上にハン・フェンのRWAを裏付けとする専用ボールトを構築する予定とのこと。NUVAは、アニモカブランズとRWAの管理を手がけるプロヴィナンスブロックチェーンラボ(Provenance Blockchain Labs)が立ち上げたRWAマーケットプレイスだ。
さらにアニモカ・ブランズは11月20日、教育分野向けのブロックチェーン金融レイヤーを構築するコミュニティ主導型DAO「オープンキャンパス(Open Campus)」と、香港拠点の金融関連資料印刷サービス企業リッチスパークルホールディングス(Rich Sparkle Holdings)とともに戦略的パートナーシップを締結した。
この提携に基づきリッチスパークルホールディングスは今後24カ月間、公開市場および店頭取引(OTC)を通じてオープンキャンパスのネイティブトークンEDUを最大5,000万ドル(約78億円)相当取得する予定だという。また、アニモカ・ブランズもこの提携にあたり300万ドル(約4.6億円)相当のEDUを拠出するとのことだ。
参考:アニモカ・ブランズ1・アニモカ・ブランズ2・アニモカ・ブランズ3
画像:iStocks/mouu007
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