
モブキャストHDがSFDPに正式採択
モブキャストホールディングスが、ソラナ財団(Solana Foundation)運営の「Solana Foundation Delegation Program(SFDP)」に正式採択されたことを11月27日に発表した。
SFDPは、ソラナ財団が技術力・実績・エコシステムへの貢献度など複数の観点から総合的に審査し、世界中から限られたバリデータのみを採択する公式プログラムだ。
今回の採択によりモブキャストHDは、ソラナ財団からのソラナ(SOL ($141.33))トークン委任を受けることが可能となる。これにより自社保有分を超えたステーキング報酬獲得の機会が大きく広がると説明されている。
さらにSFDPへの正式採択に伴う信頼性の向上により、外部SOL保有者からのSOL委任も促進され、バリデータとしての運用規模は一層の拡大が期待されるとのことだ。
エンターテインメント領域で事業を展開し、ソラナDAT(デジタルアセットトレジャリー)企業となった東証グロース上場のモブキャストHDは、10月24日よりSOLの取得を開始。現在の同社のSOL総枚数は11,287.61095491SOLになり、取得価額は3億円となっている。
また同社は、コア事業である「ソーシャルエンターテイメント&メディア事業」と連動させ、社会的価値創出と企業成長を両立させる「ソーシャルインパクトパスポート構想」を発表するなど、ソラナエコシステムへの中長期的な貢献姿勢を明確に示してきたという。
今回のSFDP正式採択は、これら一連の取り組みや中長期視点でのコミットメントがソラナ財団に評価されたことによるものだと、述べられている。
同社は今後、バリデータ事業を本格的に推進するための体制を段階的に整備しつつ、将来的には50万SOL規模の運用を視野に入れて準備を進めていくとのことだ。
なおモブキャストHDは11月7日、ドーンラボ(Dawn Labs)とソラナバリデータ事業における提携を発表。同社はこの提携を通じてバリデータ事業に正式参入するとしていた。
ちなみにドーンラボは、ソラナネットワーク上で自社バリデータノードを稼働させており、ソラナ財団より SFDP参加者として承認されているとのこと。バリデータの平均運用成績はグローバル上位10%と高いパフォーマンスを記録しているとのことだ。
参考:モブキャストHD
画像:PIXTA
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