
SyFuとEpos Cardが提携
GameFi(ゲーム×金融)機能を搭載するWeb3ライフスタイルアプリのサイフ(SyFu)が、エポスカード(Epos Card)との業務提携により、ビザ(Visa)ブランドのクレジットカード「サイフ・カード(SyFu Card)」を発行予定だ。サイフの公式ブログで10月24日に発表された。
サイフ・カードは、GameFiとクレジットカードを融合させたWeb3ロイヤルティカードとのこと。カードの利用に応じてトークンやNFT ($0.00)の獲得量と特典が拡大するという。また、同カードはアップルペイ(Apple Pay)とグーグルペイ(Google Pay)に対応し、法定通貨ベースのクレジットカードとして国内・海外のビザ加盟店で利用できる。
サイフとエポスカードは今回の提携を通じ、サイフ・カードにおける「ロイヤルティプログラムの高度化」と、「提携ブランドとのコラボレーション」を共同で検討を進めるとのこと。ロイヤルティプログラムの高度化では、従来のポイント還元に代わり、トークンやNFTが日常的に付与されるカード会員体験を提供する予定だという。
また提携ブランドとのコラボレーションでは、エポスカードの提携先ネットワークとサイフのGameFiエコシステムを掛け合わせ、カード会員限定のコラボNFTや特典の展開を検討するとのこと。
現在、サイフ・カードの特設サイトではウェイティングリストの受付が開始されている。事前登録特典として登録者の中から抽選で5名に、26,000円相当のNFT「MANEKINEKO Uncommon OG」が進呈されるキャンペーンも実施されている。
なおカードの詳細は近日中に公表され、同時期にカード申込受付も開始される見込みだ。
サイフとは
サイフは、決済データをトークンやNFTへ変換する特許技術に基づくWeb3アプリだ。これまで同アプリは、マネーフォワード(Money Forward)およびソルトエッジ(Salt Edge)との連携により、既存のクレジットカード決済データの取り込みを実装してきた。
ちなみに、同特許技術についてはサイフ提供元のWeb3関連企業ギンカン(GINKAN)が2024年3月1日に「実世界の決済データと活動情報を非代替性トークン(NFT)と統合する技術」として日本国内で取得した。
この特許技術は具体的に、利用者の決済行動やチェックインなどの活動が、直接NFTのステータスやランク、さらにはそれに関連するデジタルアセットの価値に影響を及ぼすシステムを示すとのこと。
同特許技術の応用範囲としては、決済や活動情報に基づく、GameFiアプリケーションでのNFT育成や、Web3ロイヤルティプログラムにおいてのNFT情報の更新、そのNFTに基づく暗号資産(仮想通貨)の還元までを含むとのことだ。
参考:SyFu
画像:iStocks/inkoly
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